これまで4回にわたって帳票制作の基本について考えてきました。
第1回目「基本設計」では、項目を洗い出し、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の4ブロックに分ける「ゾーニング」から、人間の思考パターンに沿った各項目のレイアウトまでを、第2回目から4回目までは、帳票の3大要素、「ケイ線」、「文字」、「色彩・アミ」の基本的な使い方のコツについて見て参りました。
今回は、これら全てを踏まえたうえで、「基本設計」からもう一歩踏み込んで、さらに帳票全体の具体的イメージ、雰囲気を作り出すための「レイアウト方法」、そして全体とのバランスを考えた「各部のデザイン処理」について考えてみましょう。
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