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技術情報 【第4回】色彩・アミ 「帳票の機能を高める色彩・アミの使い方」
 
-帳票制作講座<<第4回>>- 2/4
色彩・アミの使い方〜色の選び方・組み合わせ方〜


 では、ここからは実際の帳票制作における、色彩・アミの使い方の基本を考えてみましょう。
 「色」を使うに当たっては、美しさのみならず、識別効果や記入しやすく読みやすくリードする機能的な役割まで、つまりは「美しさ」と「機能性」の両方を考えなければならないのは先述の通りです。
 その一方で、その色が与えるイメージ、コーポレートカラーの使用も含めてイメージアップを狙ったり、心地よさ・美しさ・楽しさ・軽快さといった心理的効果も忘れてはいけません。

1.「見やすさ」は明度差
 帳票デザインにおける色選びで、最も気を付けなければならないのは、数字や文字などのデータが見やすく、読みやすいことです。
■(図4)見やすさは明度差 色が目立つかどうかは、下地の色と文字の色との差に左右されます。
 黄色は一般に目立つ色と認識されていると思います。小学生の帽子や傘などに安全のため良く使われています。しかし、これは雨の薄暗い道などで、その暗い背景色との対比で目立つのであって、仮に黄色い建物の前に小学生が立てば、黄色は最も目立たない色となります。同様に、白い紙の上では、黄色は目立たない色の部類に入るのです。(図4)
  ここで大切な対比とは、明度の対比です。 つまり、「見やすさ」とは、明度差が大切なのです。 下地の色と文字の色、どちらかを明るく、他方を暗くすることが犖やすさ瓩砲弔覆ります。

 ここで、ブルー発色の感圧紙について考えてみましょう。下地に青いアミを敷いた場合、文字も青かったら読みにくいのではないかと思うかもしれませんが、一概にそうとは言えません。発色文字と明度差のある、薄い青を下地に使えば、可読性は十分にあります。それどころか、同系色で明度差のある文字の方が、コントラストの強い色の組み合わせより、目にやさしく読みやすい場合もあるのです。

2.使用する色は2色で十分
■(図5)使用色は2色で十分 帳票という限られたスペースにおいては、使用する色は2色で十分でしょう。アミを併用すれば、4色以上の効果も出せます。(図5)
 カラー写真やコーポレートカラーなどを使いたい場合、または特別な効果を期待する場合などを除き、一般的には一帳票内に3色も4色も使うと、雑然として見苦しいデザインになってしまいます。
 また、2色刷りの場合も、【1.「見やすさ」は明度差】と同様に、その2色の選択に当たっては、寒色系同士、暖色系同士、またはスミ・グレーの無彩色との組み合わせが見やすく、センス良くまとまりやすいでしょう。(図6)

■(図6)2色刷り時の色の選択


3.1色刷りでは文字が読める色を選ぶ
 パステル調などの淡い色は、1色刷りでは使うべきではありません。淡い色は、小さな文字が読みにくくなります。これも【1.「見やすさ」は明度差】でご説明したように、文字と下地色の明度差が低いことに原因があります。
 1色刷りの場合は、文字が十分読みやすいかを基準に色を選びましょう。
 濃い色においては、アミを用いれば淡い色の効果も得られ、色にメリハリを付けることができます。(図7)


■(図7)1色刷りの色の選び方 悪い例/良い例

 
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