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最近、環境に関する活動や商品がますます注目を集めています。昨年行われた、“自然の叡智”をテーマとした愛･地球博をはじめ、クールビズの浸透、LOHAS（「人と地球にとって、健康で持続可能なライフスタイル」の総称）ブームなど、かつてないほど個人レベルで環境に対する関心が高まっています。また、京都議定書における日本の目標達成のための国民的プロジェクト、チーム・マイナス6％（温室効果ガス排出量6％の削減）など、産官民で環境問題に取り組む土壌が生まれつつあります。このような社会的背景もあり、トヨタのプリウスなどのハイブリッド車がヒットするなど、消費者は地球環境に配慮した商品やサービスを選択する傾向が見られます。
本欄では4年前に、『印刷業界に迫る「グリーン購入」への潮流』で環境関連の話題について取り上げました。今回は、新しい動きとあわせて、あらためて「印刷業界における、環境配慮への取り組み」と題して、現状と今後の対策などについて２回に分けて見ていきたいと思います。第1回目は、環境関連に対する国の動きとその対策についてレポートします。 |
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