-無線ICタグ(RFIDタグ)の現状と今後<第1回>- 5/6
以上の他にも、ICタグを利用し、すでに実用化されたものがたくさんあります。
例えば、自動車業界で利用されているイモビライザーは、自動車のカギにICタグが埋め込まれています。これは、ICタグのIDと車両側コントローラのIDが一致したときにのみエンジンがかかる仕組みになっており、自動車の盗難防止に効果があります。
このほかにもレコード店などの万引き防止システムや、自動車を止めずに有料道路などの料金支払いができる「ETC(Electronic Toll Collection)」、回転寿司の自動精算システムなど、実にさまざまなところで実用化や実証実験が始まっています。
以下の図は、業種別に見たICタグ活用事例です。
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