グリーンレポート
特集:無線ICタグ(RFIDタグ)の現状と今後<第1回>
-無線ICタグ(RFIDタグ)の現状と今後<第1回>- 4/6

4.現在の使われ方、今後の使われ方<NO.2>

3.ゲームセンター
 ゲームセンター「クラブセガ大崎」では100台あるゲーム機すべてにプリペイド型電子マネー「Edy(エディ)」の読取装置を設置しました。顧客は、会員証も兼ねた非接触型ICカード「エディカード」に入金しカードをかざすだけでゲームを楽しめます。また、どのゲーム機で何回遊んだのかといった情報を簡単に知ることもできます。店舗側は、今まで知り得なかった客単価や優良顧客の把握、個別のマーケティング、硬貨を使わないことによる柔軟な価格設定、セール日の設定などが可能になりました。
4.書店
 万引きが深刻な問題となっている書店業界では、ICタグを活用した防犯システムに注目が集まっています。このシステムは、まず、製本段階から1冊ずつにICタグを取り付け、書店の本棚には読み取り機を設置。一度に何冊も抜き取られるとシステムが店員に警告する、というものです。また、未清算の本を持って外へ出ようとするとゲートで感知しブザーを鳴らすこともできます。現在、出版、取次などの業界団体と協力し数年後の実用化を目指しています。


イモビライザーの仕組み


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