-郵政公社の誕生と印刷需要<第1回>- 6/7
アクションプランを達成するために、郵政公社はサービスの拡充に積極的に取り組んでいます。
経営の自由度が広がったこともあり、従来にはなかったサービスが続々と登場し、顧客にも好評です。代表的なものをいくつかご紹介します。
<EXPACK500(エクスパック500)>
「EXPACK500(エクスパック500)」は、重量や郵送先にかかわらず、全国一律500円で配達するサービス。サービスの利用方法は簡単。郵便局で500円の専用封筒を購入して、書類等を入れて切手をはらずにそのまま郵便ポストに投函すればOK。このサービスは、東京の千代田、中央、港の3区で始まりましたが、6月からは大阪北区・中央区でもサービスを開始しました。
専用封筒に入るだけ送ることができ、書類ならA4普通紙200枚程度が可能で、50gを超える郵便物なら料金も得です。第一種郵便物の定型外は500g超〜4kgが580円から1,350円なので、これより安くなります。
サービス開始後、反響は良く、当初顧客として想定していた中小事業所だけでなく、個人の利用も予想外に増えています。ただし、EXPACK500の取扱いが一部の地域に限られているため、早く全国展開してほしいとの要望も多いようです。
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