-郵政公社の誕生と印刷需要<第1回>- 7/7
<家庭用パソコン回収のゆうパックとしての取扱い>
2003年秋から、「資源有効利用促進法」の施行により、家庭用パソコンも回収、再資源化が義務となります。この回収されるパソコンを、「ゆうパック」として送ることができるようになることを、4月に郵政公社が発表しました。回収にはパソコンメーカーによる直接回収と、リサイクル業者を使う回収がありますが、ゆうパックを使う場合は、次のような手順になる予定です。1.ユーザーがパソコンメーカーに連絡 2.ゆうパックラベルを作成し、ユーザーへ郵送 3.ユーザーがパソコンを梱包し、ゆうパックラベルを貼付 4.ユーザーが郵便局へ集荷依頼または窓口へ出す これなら自分でリサイクル業者を探したりすることなく、スムーズに回収に出すことができます。回収の際にはマニフェスト利用の可能性が高く、帳票需要にも影響がありそうです。取扱いは15年10月1日からの予定です。
その他の新しいサービスとして、
● Yahoo! ゆうパック・・・Yahoo! Japanで会員登録すれば誰でも使えるサービスで、荷物をファミリーマートで出すことができる。送料は通常より10%引き。特にYahoo!オークションの利用者が荷物を発送する際に便利。
● 写真付き切手・・・自分の写真と80円切手が10枚組になった切手シート。当初は切手にできるのは自分の写真だけでしたが、顧客からの要望でペットの写真も切手にすることができるようになりました。
● JCB郵貯Arubaraカード・・・郵便貯金のキャッシュカードとリボルビング払いのクレジット機能がついたジョイントカード。リボルビング払いを基本としたジョイントカードの発行は初めて。
● ローソンにポスト設置・・・全国のローソン約7,700店にポストを設置。郵便物を出すことができるようになりました。
今後も、「真っ向サービス」のキャッチフレーズの通り、私たちがもっと便利になるような郵便局のサービスが次々と登場しそうです。
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