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接着糊を糊付けするときの刷毛はどのようなものが良いでしょうか。 |
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糊が水溶性であり、粘度が低いので、そのような液体をたっぷり含むタイプの刷毛が良いと考えております。そこで具体的に刷毛選びのポイントを以下に示します。
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Q1にある液体をたっぷり含むものとしてスポンジは、利用できるでしょうか。 |
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スポンジは、液体をたっぷりと含む材質ですが、保持する力が強く、うまく用紙へ移っていかないため、おすすめできません。 |
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糊付け方のコツを教えてください。 |
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糊を多めにつけるのがポイントになりますが、伝票のサイズ、刷毛サイズによって調整が必要になりますので、下記の内容は目安と考えてください。
刷毛サイズ:幅5〜8cm
伝票サイズ:A4サイズの短辺(or長辺)、積み高さ50cm
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上下にダミーを置くことを推奨していますが、なぜでしょうか。 |
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上側、下側の用紙へ糊つけをし易くするためです。
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糊つけ前に重しを糊つけ面から少しずらすのはなぜですか。 |
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糊付け面に圧力がかからないようにすることで、糊の浸透がよくするためです。重しが糊付け面にあると、重しの重量で、用紙間の密着が良くなり、糊が入り難くなるためです。その時に下側も下から圧力が加わらないようにすることも大切です。
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糊付け後に重しを糊付け面にずらすのはなぜでしょうか。 |
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1つは、各紙面の密着を良くし、接着を確実に行うためです。もう1つは、原紙面―原紙面に入り込んだ糊を押し出してきれいに仕上げるためです。その時に下側も下から圧力が加わるようにすることも大切です。(原紙面へは、ほとんど浸透はしません)
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Q6で発色剤面、顕色剤面へ入り込んだ糊も押し出されて、接着が悪くなりませんか。 |
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糊の成分は発色剤面および顕色剤面に浸透するため、よほど圧力が加わらない限り、押し出されることはありません。(重しの重量の目安は、Q3の条件で5kg程度)
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