グリーンレポート
 
特集:ワンストップサービス編
-ワンストップサービス編- 3/5

2.政府のワンストップサービスへの主要な取り組み(2)

●「輸出入・港湾手続のシングルウィンドウ化(ワンストップ化)」

image 次に、「輸出入・港湾手続のシングルウィンドウ化」について見ていきましょう。
 現状の港湾関連手続きは、それぞれの行政機関ごとに書類を作成し窓口へ提出しなければならなかったり、各システムが別々に稼働していたりと、書類の作成・提出に時間とコストがかかる利用者にとっては非常に煩雑なものです。そこで政府は、(1)一回の入力・送信ですべての必要な手続きが完了すること、(2)国際標準に配慮すること、(3)低廉化に努めること、という関係業界の要請を踏まえて、以下のような「輸出入・港湾手続のシングルウィンドウ化」の実現に向けて取り組んでいます。

 「輸出入・港湾手続のシングルウィンドウ化」は、2005年度末までのできるだけ早期に最適化計画を策定することが「電子政府構築計画」改定案に盛り込まれています。

●電子政府の総合窓口「e-Gov(イーガブ)」

 「e-Gov」は、各府省のさまざまな行政情報を簡単に検索できる政府のポータルサイトです。フリーキーワードでの検索や、申請・届出手続きの利用方法などの検索、法令の検索、政策に対する意見・要望の受け付けなどを行うことができます。
 政府はこの「e-Gov」をワンストップサービスの窓口にしていこうという取り組みも推進しており、「電子政府の総合窓口」から複数の電子申請を一度に提出できるワンストップサービスの実現に2005年度末を目標に取り組んでいく予定です。
 (参照:http://www.e-gov.go.jp/

 

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