グリーンレポート
 
特集:ワンストップサービス編
-ワンストップサービス編- 1/5

1.「ワンストップサービス」とは?

 「ワンストップサービス」とは、必要とする関連作業を一回の手続きですべて完了できるように設計されたサービスのことで、一般的に「ワンストップ行政サービス」のことを指しています。「ワンストップ行政サービス」とは、複数の部門や機関にまたがる行政サービスを一つの窓口で受け付けて提供することです。例えば住民票の移動に際して、転出と転入の届出を一度で同時に行えるようにする、などといったものです。また、窓口だけでなくパソコンや情報端末からの手続きを可能にすることも目指しており、行政手続きの電子化や広域連携によって手続き回数を減らし、コスト削減と利便性の向上を目的としています。

「ワンストップショップ」

 民間で「ワンストップサービス」という言葉が使われる場合には、一ヶ所で必要な物がすべて買える「ワンストップショップ」や、複数の支払い請求を一括して処理する「ワンストップビリング」といったように用いられます。
 食料から衣料品、薬品、家電などをそろえた総合スーパーやパワーセンターは「暮らしのワンストップショップ」。ほかにも、「オフィス用品のワンストップショップ」「通信サービスのワンストップショップ」など、扱っている商品やサービスによってさまざまな使い方ができます。
 「ワンストップショップ」という言葉は、「ここに来ればなんでもそろう」という印象を消費者に与え、他店との差別化や顧客の囲い込みを図るためのマーケティングメッセージとしての意味合いが強く、多業種・多企業が、自社(自店)の総合性を強調するために使用しています。

 

戻る 次へ


このページのトップ