グリーンレポート
 
特集:無線ICタグ(RFIDタグ)の現状と今後<第3回>
-無線ICタグ(RFIDタグ)の現状と今後<第3回>- 1/6

1.政府の動き

 総務省では、平成15年4月から「ユビキタスネットワーク時代における電子タグの高度利活用に関する調査研究会(座長:齋藤忠夫 東京大学名誉教授)」を開催し、幅広い社会経済活動におけるICタグの高度な利活用促進案や、今後の応用可能性について検討してきました。そしてその結果の一つとして、 ネットワークと連携した18分野での将来的な利活用イメージを取りまとめています。

■ネットワークによるICタグの高度利活用

ネットワークによるICタグの高度利活用

上図のようにICタグは非常に多くの分野での利活用が考えられ、すでにバーコードの代替という域を超えた広がりを見せていると同時に多大なビジネスの可能性を示唆しています。ところが一方では、こうした具体的な利活用イメージが固まるにつれ、これらを実現するために解決しなくてはならない課題も浮き彫りとなってきています。

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