-無線ICタグ(RFIDタグ)の現状と今後<第2回>- 2/7
さらに、買い物に関連して次のようなシステムも開発しているようです。
・ICタグを利用した買い物カート
これはICタグを利用した次世代型のショッピングカートで、以下のようなシステムになっています。
タグとパソコン、モニターが取り付けられたこのカートが陳列棚に近づくと、棚がそれを検知。
そして野菜や肉などの産地や生産者の情報を自動的に発信し、カートで受信して画面に表示します。
また、特売品の陳列してある場所や特定の時間帯のみの安売りといった情報を提供したり、
タッチパネル式の画面に表示された店内見取り図を操作して、売り場案内として使用することも可能です。
以上のようなシステムによって、利用者側は便利で楽しい買い物を、店舗側は効果的なディスプレイの分析や新しい店頭プロモーションが可能になります。近い将来、私たちのショッピング風景は、今とは大きく様変わりしていくのかもしれません。
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