折丁と表紙を重ねて開いた真ん中の折り目を針金や糸で綴じる製本方法です。週刊誌に多く見られます。
写真の画像において明度の変化が少ないことや軟らかい調子をいいます。メリハリのない眠い調子の階調原稿を指して言う言葉です。
オリジナル原稿(一次原稿)をカラーフィルムで複製したものを二次原稿といいます。
→「一次色(イチジショク)/二次色(ニジショク)/三次色(サンジショク)」参照。
カラーの写真、あるいはイラスト原稿を2色分解し、2色のインクで刷ることで4色刷りに近い効果を出すことをいいます。レッド(R)+グリーン(G)の組み合わせが一般的で、R(M+C)+G(Y+C)→M+Y+Cの様に3色(4色)に近い効果が得られます。
印刷物の表面に艶出し塗料を塗布し、光沢を出す加工の一種です。
→「膜面(マクメン)」参照。
透過原稿をスキャナにセットする時に、小さな空気膜が入ることによって光が干渉してできるシマ模様のことを言います。PS版焼付けでもフィルムとの間に発生しますが、これがなくなると密着完了の目安となります。
色や絵柄の中に、文字や罫などを白く抜くことを白抜きといいます。白抜きをした後、その箇所に指定の網パーセントを入れる時に「色抜き・シアン50%」という言葉で使われます。
仕上がり寸法いっぱいに図柄・平網がある場合、製版寸法まで図柄・手網をのばすことをぬり足しといいます。
明暗が実際と逆になっている状態のことです。またそのフィルムのことを言います。ネガはほとんどがフィルムの状態になっています。文字などを反転して印刷に使用する場合は、反転使用と指示して入稿します。陰画またはネガディブフィルムとも言います。
「ネットワーク」と「エチケット」を組み合わせた造語で、インターネットやパソコン通信を利用するときに最低限守るべきマナーのことをいいます。
「ネットワーク」と「シチズン」を組み合わせた造語で、パソコンネットワークを通じて社会生活をおくる未来市民(ネットワーク市民)のことをいいます。
米国Novell社によって開発されたものでパソコンLAN(LocalAreaNetwork)として普及しているネットワークOS
のことをいいます。
WWW (WorldWideWeb)では世界中の情報に、リンクが張り巡らされています。情報を参照していると、ネット
ワークをたどりながら関連する情報に次々にアクセスすることになります。氾濫する情報を波に見たて、この間をサーフィンしていることに似ているため、次々と情報をアクセスすることを「ネットサーフィン」と呼んでいます。
WWW (WorldWideWeb)ブラウザの代表的なパッケージ商品名です。インターネットで提供される情報をコン
ピュータの画面(ディスプレイ)に表示させるために必要なソフトです。日本では「ネスケ」とも呼ばれています。
校了、責了になる前に念のためにする校正、またはその校正紙のことをいいます。念校をもって校了、責了となることも多いです。
色や写真の上に文字などを重ねることをいいます。色インクをノセるときは、丁にある色との重なり具合によって色が変化するので、指定の色を出したければ抜き合わせの指定をします。
写真用のシートのパンクロフィルムに設けられている切り込みのことで、暗室中でも膜面とベース面が判別できるようになっています。フィルムを縦長に置いた場合、右上にノッチが来る時、手前が膜面となるように世界的に統一されています。
本の綴じ目、あるいは綴じ目に近い部分のことをいいます。
本の頁数を表わす番号のことをいいます。英語でナンバーにあたるドイツ語です。