1)当該用紙を正方形に切り(一辺が2〜3p程度)その帳票の長辺方向をマークしておく(例 → ↑ )。
2)切取りサンプルを水で濡らしカール状にさせる。
3)カール(軸)とマークで「目」を判定する。
・切取りサンプルは必ずカール状態になります。(紙には必ず縦・横がある故)
・抄紙は繊維の方向性が必然であり、手抄き紙の場合はこの傾向は小ない。
・カール状態を「カールの方向」と「カールの軸」と言う表現をします。
・繊維の並びの方向で強度がことなることは良く知られています。このテストはその性質を利用したものです。
1)切取りサンプルのマークがカールの軸と同じの場合はその帳票の用紙は縦目を使用しています。
2)切取りサンプルのマークがカールの方向と同じ場合はその帳票の用紙は横目を使用しています。
3)帳票セットの各頁が上記1,2に統一されている時は用紙の縦・横目の混用はないことになります。
(混用がある場合は様々な問題が発生する恐れがありますので注意が必要です)