CLUB GC  
第69回大人の趣味百科(4)男の料理入門
ロハスなはなし
▲若者からシニアまで、幅広い層で料理づくりの人気が高まっています
ロハスなはなし
▲男性やカップルでも通える料理教室として人気の「ABC Cooking Studio+m」のレッスンの様子。グループではなく、2人一組で調理をするので、しっかり手順を身に付けることができます。写真提供:ABC Cooking Studio
ロハスなはなし
▲スタイリッシュにまとめられた、+m MARUNOUCHIスタジオのキッチン。多くの料理教室が見学や体験授業を行っているので、通いやすい雰囲気か確かめてみましょう。写真提供:ABC Cooking Studio
ロハスなはなし
▲写真提供:ABC Cooking Studio
ロハスなはなし
▲ブログ「ビストロパパ」のトップページ
第69回
大人の趣味百科(4)
男の料理入門
2011/12/9
 

(1)料理を学んで、新鮮な発見や喜びに出会う
 昨今急増中の料理を楽しむ男性。男性の料理へのニーズの高まりとともに、男性向けの料理教室が続々と登場しています。その最新事情を、全国に料理教室を展開する「ABC Cooking Studio」の広報・藤原弥寿子さんに聞きました。
 ABC Cooking Studioでは、男性一人でも通いやすいようにカリキュラムした「ABC Cooking Studio+m」を用意していて、たくさんの男性が学んでいます。彼らが料理に挑戦するきっかけは、「外食ばかりの食生活に不安を感じた」「節約をしたいと考えて」「料理のレパートリーを増やして友人に披露したい」などさまざまなのだそうです。では、始めた当初の腕前はというと、「自分で食べるご飯は作れるが、人に食べさせられるものは作れないという声はよく聞きます。野菜炒めといわれればできなくはないが、野菜の切り方や味付けの順番など、本当に合っているのか不安ということだと思います」と藤原さん。
 料理教室に通うと、野菜の切り方やご飯の炊き方、魚のさばき方など調理の基本をきっちり身に付けられるのが大きなメリットです。また、同じ趣味を持つ友人と知り合う場にもなります。「料理の楽しさを知った、ホームパーティーで友人に料理を披露して大好評だったなど、喜びの声が多いです」(藤原さん)と、料理を知ることが新鮮な発見や充実感につながっているそうです。

(2)おすすめ簡単レシピ
 藤原さんに、料理教室に通い始める男性はどのような料理を作りたいと考えているのかと尋ねたところ、基本的な家庭料理のほか、皮から作る餃子や小龍包、手打ちパスタや手打ちそばといったやや専門的な料理が挙がりました。けれども実は、作りたい料理より食べたい料理に挑戦するほうが、実践する機会が多くなり、料理のコツを覚えるにはおすすめだそうです。
 そこで、男性に人気の五目炒飯について、ABC Cooking Studioオリジナルの簡単レシピをご紹介しましょう。ご飯をパラッと仕上げるためのひと工夫として、木ベラを2本使って炒めます。もう一つのコツは、具材の大きさをそろえること。こうすると均等に火が入り、見た目もきれいに仕上がります。野菜の切り方からほんの少しこだわって、挑戦してみましょう!

五目炒飯(摂取カロリー480kcal)
●材料(2人分)
溶き卵 2個
サラダ油 大さじ1
ご飯 320g
焼き豚 40g (7〜8mm角切り)
たけのこ(水煮) 20g
干し椎茸 4g
水 40cc
白ねぎ 20g (小口切り)
塩小さじ 2/3
しょうゆ 小さじ1

●下準備
・たけのこはザルに入れて熱湯をかけた後、7〜8mmの角切りにします。
・干し椎茸は分量の水で戻して、7〜8mmの角切り(石づきがあれば除き軸も角切り)に。

●調理
.侫薀ぅ僖鵑縫汽薀戚を熱し、卵を入れ大きく混ぜ、半熟状のところにご飯を加えて炒めます。
⇒颪ご飯全体にからんできたら、焼き豚・たけのこ・干し椎茸・白ねぎをすべて加えます。「木ベラを両手に持ち、ご飯を両端から中央に集めて持ち上げては落とす」を繰り返し、空気を含ませるように炒めます。
ご飯がパラパラとしてきたら、塩を加えて炒め、フライパンの鍋肌からしょうゆを入れて、全体にさっと炒めます。

●盛り付け
ラップをしたおわんで炒飯を形ぬきし、皿に盛り付けて完成。

(3)目指すは、家族に喜ばれる料理上手
 料理を始めた男性が陥りやすい失敗が「道具集め」。藤原さんも「男性は道具に凝る傾向があり、包丁を一通りそろえたり、パスタマシンを買ってしまったりしがちです。家庭料理では、そこまでは必要ないことが多いので、無駄遣いには注意です」とアドバイスします。
 道具集めよりもおすすめしたいのが、レシピ集作りです。料理教室でもらったレシピや雑誌の料理記事などをファイリングして自分だけのレシピ集を作ると、レパートリーが増えた喜びが増し、モチベーション維持に一役買ってくれます。
 そして、もう一つのよくある失敗が、家族がいる場合、片付けを怠って不評を招くこと。「キッチンは毎日使う場所ですから、調理器具をあった場所に戻すといったことも大切です。料理教室に通うと料理の段取りも学べますので、片付けながら効率よく料理ができるようになります」。せっかく料理を作るなら、片付けもスマートにこなしたいものです。
 最後に、家族に喜ばれる料理上手を目指す、男性必見のブログ「ビストロパパ」をご紹介します。主宰する滝村雅晴さんは、もとはIT関連企業で忙しく働くビジネスマン。娘の誕生を機に料理を始め、今では「パパのための料理教室」や講演活動で忙しく飛び回っています。滝村さんは、「『自分のおなかが減ったときに作る、男の趣味料理』ではなく、『自分はおなかが減っていなくても、家族のために作るパパの家庭料理』を広めること」を目指しています。そのため、ブログで紹介されている料理レシピは、あくまでも家族のことを考えたパパ目線です。父と子でキッチンに立つことも考えて、子どもでもできる作業を抜き出して紹介しています。
 料理は、自分だけで楽しむ趣味とは違い、家族や友人を喜ばせたり、子どもと一緒に楽しめたりする点が大きな魅力です。その充実感は、仕事や他の趣味では味わえません。さあ、今のブームに乗って「男の料理」にはまってみてはいかがでしょうか。

<参考>
取材協力/
ABC Cooking Studio
→http://www.abc-cooking.co.jp/
+mスタジオ
→http://www.abc-cooking.co.jp/srv/plusm/index.php
ビストロパパ
→http://www.bistropapa.jp/
ビストロパパ ブログ
→http://blog.livedoor.jp/tuckeym/
 
 
閉じる
ロハスって?
Copyright(c) FUJIFILM BUSINESS SUPPLY CO., LTD. All Rights Reserved.