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ロハスなはなし 第1回 再生する食器
廃棄された食器は、通常分不燃物扱いphoto01
廃棄された食器は、通常分不燃物扱いPhoto02
▲廃棄された食器は、
通常だと不燃物扱いです。
<使用例>素朴な風合いで、お料理との相性もいい
▲素朴な風合いで、
お料理との相性もいいようです。
-地球にやさしいコト、そして人も満足するコト-
第1回 再生する食器
2006/04/10
 
 

 割れたお茶碗やコップ、いらなくなった食器、古くなった食器、傷が付いて使わなくなった食器。これらをごみ収集に出すと、自治体によっても異なりますが、ほとんどが不燃物扱いです。
 今、土という陶磁器の原料を生かして、もう一度原料として使うというリサイクル化の動きが話題を呼んでいます。これは、陶磁器の生産地から始まった活動※で、自治体や陶磁器の組合などを中心にして進められています。
廃陶磁器を回収し、それを粉砕して原料の一部にまぜて、再度焼成するもので、新しく生まれ変わった製品は、温かくナチュラルな感じで、素朴感とおしゃれ感があります。
 こういった再生食器が話題を集めているのは、単に「エコロジー」、「リサイクル」という視点からだけではないようです。いくら環境に優しくても、我慢して使わなければいけないようなものだと、結局普及せず、全体での環境負担も下がっていきません。
美しく、機能的であることが、消費者に広く指示された理由でしょう。
ロハスってなんだろう?「地球にやさしいコト、そして自分も満足するコト」探しから始めてみては、いかがでしょうか。
<参考サイト> グリーンライフ21プロジェクト http://www.gl21.org/

※愛知県瀬戸焼の「Re瀬っ戸」、佐賀県有田焼の「有田エコポーセリン」、
岐阜県美濃焼の「美濃Re食器」など。
 
 
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ロハスって?
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