グリーンレポート
 
特集:無線ICタグ(RFIDタグ)の現状と今後<第2回>
-無線ICタグ(RFIDタグ)の現状と今後<第2回>- 1/7

生活に密着したICタグの活用

・マネキンから情報発信『電波マネキン/ディスプレイシステム』
『電波マネキン/ディスプレイシステム』は、大日本印刷が株式会社NTTドコモ関西、株式会社七彩と協力し開発した新しい情報提供サービスです。
システムの仕組みは次の通りです。(1)マネキンやディスプレイの内部にICタグリーダを組み込む。 (2)来店客にはカード型または携帯電話ストラップ型のICタグを配布する。 (3)ICタグに記録された固有のIDと携帯電話のメールアドレスが関連付けされ、サーバ上に登録される。 (4)来店客がマネキンやディスプレイにICタグをかざすと、内蔵されたリーダがICタグのIDを読み取り、サーバに送信する。 (5)サーバは、IDに対応したメールアドレスに対し、マネキンやディスプレイに対応した情報を送信する (来店客に応じて、配信する情報を変えることも可能)。

電波マネキン

『電波マネキン/ディスプレイシステム』には3つのタイプがあり、場面に応じてさまざまな使い方が考えられます。例えば、マネキン型では、そのマネキンに洋服を着せて色違いやサイズ違い情報を配信する。シェフ型の電波ディスプレイでは、スーパーなどの食品売り場でおすすめメニューやレシピ情報を配信する。ハート型のオブジェでは、おすすめのプレゼント情報や占いなどを提供する、等々。アイデア次第で使用場面がさらに広がりそうです。

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