グリーンレポート
特集:無線ICタグ(RFIDタグ)の現状と今後<第1回>
-無線ICタグ(RFIDタグ)の現状と今後<第1回>- 1/6

1.ICタグの基本事項

<大きさ、形状、構成>
 「無線ICタグ」=「RFID(Radio Frequency ID)タグ」とは、1mm以下という極小のICチップと金属製のアンテナを搭載したタグ(荷札)のことです。ICチップは数百バイト〜数キロバイトのメモリとロジック回路を備え、情報を記録したり無線通信(通信距離は日本国内では数m)によってデータの読み取りや書き込みを行います。このロジック回路によって、演算、認証、暗号化などの処理も可能です。2003年9月には、日立製作所が世界最小クラスである0.4mm角のアンテナ内蔵型非接触ICチップ「ミューチップ」を発表しました。
<ICタグの種類 >
 ICタグの種類は、円板型、円筒型、ラベル型、カード型、箱型など様々で、用途に応じて選択することができます。通信距離は数ミリ程度のものから数メートルのものまであり、これも用途に応じて使い分けます。


ICタグの形状別分類


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