磁気ストライプにくらべると100倍以上の記憶容量をもち、演算機能、暗号処理も可能。相互認証の精度が上がり、セキュリティを飛躍的に向上させることができるICチップ。そのICチップを積んだICカード（スマート・カード）の普及も本格的になりつつあります。
　東京三菱銀行が来年度中に、一枚のカードで分割払いのクレジットや電子マネーなどすべての決済ができる新型のICカードを個人向けに発行を始めます。他の大手銀行も追随してサービスを競うことになると思われ、クレジットカードのICカード化も促進されると考えられます。
　またETCカードもICカードのひとつです。ETCカードを利用すれば、ETC料金所を通過するだけで自動的に支払いが行われます。高速道路の入口／出口の料金所をノンストップでスピーディに通過できます。今後の普及が期待されます。