「金融ビッグバン」「規制緩和」は一巡したと思われた昨今ですが、ここへきてまた、大きく、中長期的に持続すると見られる波が次々現れています。生保・損保業界を中心とする再編の動き、「銀行のデパート化」現象、個人投資家を中心に証券市場を活性化させる新証券制度など…。それらは、帳票・印刷需要に、起死回生の材料となるでしょうか?
今回は銀行・保険・証券の最新状況を取り上げ、その手がかりを探っていきたいと思います。