グリーンレポート
特集:新・年金制度は、膨大な帳票需要を生み出すか!?確定拠出年金(日本版401k)(後編)
-確定拠出年金(日本版401k)(後編)- 3/9

手続きの流れと帳票例<企業型>例1
 各手続きには、Webサービスおよびコールセンターを利用する方法と、帳票を利用する方法がありますが、ここでは帳票利用型を中心に説明していきます。主に複写(NC)帳票と関係の深い帳票を順に見ていきます。

●加入者口座登録

企業属性・拠出属性の登録を済ますと、事業主は加入する全従業員の属性(住所・氏名・生年月日・従業員番号等)をレコードキーパーに登録し、口座を開設します。また、加入者は運用商品の配分指定・運営管理機関に対しての個人情報提供に関する同意内容をレコードキーパーに登録します。
「加入者口座登録」で発生する帳票を以下に示します。
※<企業型><個人型>の詳細については〈前編〉3章をご参照ください。

<企業型>例1:レコードキーパーが帳票を作成する場合

 
1.  「加入者口座登録申込書」…事業主がレコードキーパーに加入者ごとの口座開設を申込みます。同時に従業員の属性が登録されます。
2.  「配分指定申込書」…加入者が、事業主によって選定した運用商品のうちのどの商品で運用するかを選択し、レコードキーパーにその配分指定を登録します。
3.  「個人情報提供に関する同意書」…加入者が、レコードキーパーから運営管理機関(もしくは運営管理業務を行う事業主)に個人情報の提供を行うことの可否について、レコードキーパーに通知、登録します。

 

チャート3
●加入者口座登録申込書
加入者口座登録申込書


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